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VYNATEC (ヴァイナテック) 製 リニアクルーズ LC310 |
現在、VAB の純正ハンドルスイッチの使い方について色々と 研究をしている中で、ご意見を頂いたのがクルコンとの併用。 ( クルコン = クルーズコントロール ) 市販の社外クルコンを純正スイッチで操作できるようにして、 更に 「 ハンドルスイッチの信号変換ユニット 」 も使って SI-DRIVE の操作と、クルコンと切替で VDC、DCCD も操作できる ようにならないか? …というお話。 マニュアルミッション車の VAB で、アイサイトのような追走式の クルコンは無理だけど、市販の従来型クルコンなら使えますからね。 もっともマニュアル車に乗ってるワケだから、全部フルオートよりも ある程度はご自身で操作する市販クルコンのほうが良いと言われる 方々が多いのも事実。 私もいい歳なので、最近は高速道路とかクルコンでちょっとだけ楽を したいなと思っていたり。。。(笑) そんなワケで試して見ることにしました。 取り付けたのは、ヴァイナテック社の LinearCruise LC310 です。 これを選んだ理由は、以下のとおり。 1.安全性 クルコンやスロコンを取り付ける際に一番心配なのは安全性。 アクセルの配線に割り込ませて、スロットルの制御が奪われるため 「 暴走しないかどうか? 」 がマジで一番心配なところ。 一般的にブレーキ信号やクラッチ信号、車速・エンジン回転数など 様々な箇所に配線を繋いで車両の状態を監視し安全性を保つのだが 実は、それ自体が大きな危険性を生みます。 接続箇所が多ければ多いほど、接触不良など故障や誤動作を起こす 可能性が高まるからです。 つまり、1箇所の接続で、車両から多くの信号が取れるという OBDII 接続のような方法が非常に安全性が高い事になります。 ※ 電源も一緒に OBDII から取れるのでとても簡単に設置でき、 万が一、接続が外れることがあっても電源も一緒に切れるため、 他製品よりも暴走する危険性が極めて低いと言えるでしょう。 この 「 LinearCruise LC310 」 は、まさにこの接続方法です。 2.技術力 OBDII 接続や、純正ハンドルスイッチ利用可など、 他を圧倒する技術力。 各種設定が細かく出来ることなど、作り込みがハンパない! 付属のスイッチも品質が良く、私的にはスバル純正スイッチよりも 手触りや操作感が良く出来ていると思います。(^^ゞ 普通、これだけ良いスイッチを作ったら、製品作りはそこで終わりに してしまう所ですが、それに留まらず、純正スイッチも使えるように 更なる作り込みをする開発姿勢は、非常に好感が持てます。 本体は、まあ、そこそこ小さいですね。 ハーネスは、アクセルに割り込ませるハーネスと、電源・各種信号を 取るためのハーネスの 2本だけです。 OBDII から電源と各種信号が一括で取れるところが良いですね! 車速、エンジン回転数、ブレーキ信号など、わざわざ配線する必要無し。 クラッチ信号も純正センサーから OBDII の CAN通信を使って 受け取れるため、無加工でクラッチ踏み始めを検知可能。 なお、右上の写真は、ハーネスを VAB用に加工後のものです。 スイッチは、付属の物を取り付けてもよし、純正流用でも OK 純正スイッチに繋ぐ場合は、配線を 1本だけ純正スイッチに繋げば 使用出来るようになります。 後付け感が無く、スマートに取り付けたい人には超お薦め♪ 取り付けて、接続テストまで完了。 汎用ステーを使い、ボルトナット締め。しっかり固定できました。 内張パネルを取り付ければ、本体は完全に隠れてしまいます。 走行テスト後にまた、内容をまとめて記事にしたいと思います。 お楽しみに〜 メーカーホームページ : VYNATEC (ヴァイナテック) |
投稿者 : HP運営チーム [No.846] (2016/05/17(火)09:52:42) |