このところ急に気温が下がって来ましたね。
秋が無くていきなり冬の到来のような感じがします。
 
さて、ホームページ内でも昔から何度か冬場のバッテリー上りの事を書いてますよね。
毎日適度に乗る人には無縁なお話しかも知れないけど、使用頻度の低い車がある場合は冬場はホントに危ないです。
かく言う私も冬場は何度も上げてしまった経験があります (苦笑)
 
 
バッテリーテスターでメンテする
↑ バッテリーテスター
 
これはバッテリーの健康状態を知るためのツール。
 
まあ、海外製の安いヤツです (^^ゞ
安い物だと ¥3,000- 以下で売られてたり。
高精度な測定は無理だろうけど、それでもある程度の目安として使うなら充分過ぎるかと。
 
 
バッテリーテスターでメンテする
↑ 計測結果
 
バッテリーに繋いで、内部抵抗値や CCA値 ( 簡単に言えば電気容量的なモノ ) を測ります。
 
測ったバッテリーは 55B24L 。
このバッテリーの規格は、CCA値 370 なので、テスターに 370 と入力して測るだけ。
測ったあとは画面を切り替えて各数値を確認して行く。
 
内部抵抗値が 10.6mΩ ( 一般的には 10mΩ以下が適正範囲 )
元々 370 あるはずの CCA が 273A しか無く、元の 73% ( 273 ÷ 370 = 73% ) です。
その容量に対して蓄えられている充電量が 36% しかありません。
 
これはヤバいですね (苦笑)
コンディションは「 BAD 」、「 RECHARGE (充電必須) 」との診断結果。
 
普通にセルも勢い良く回ってくれてたので、まだ大丈夫かと過信してましたが結構弱っています。
 
 
バッテリーテスターでメンテする
↑ 充電後 ( 充電してたら夜になった )
 
以前このブログに載せた パルスバッテリー充電器 を使いました。
 
修復効果のあるパルス充電のおかげで、内部抵抗値も落ちて適正範囲内の 9.2mΩ です。
コンディションも 「 PERFECT 」に回復。
 
これでまたしばらくは大丈夫かと。
ただし、CCA値は本来あるはずの 370 の 92% ( 343 ÷ 370 = 92% ) までしか回復していません。
定期的にパルス充電で修復をかけたほうが良さそうです。
どこまで治るかは判りませんが。。。
( 100%の表示はあくまでも 343A の容量に対して 100%入ったという事 )
 
 
ちなみに VAB の場合だと標準バッテリーは 55D23L で CCA値は 320 ぐらい。
VN5 レヴォーグとかと比べると CCA値は半分ぐらいしかないんですよね。
なので乗る頻度が少ない人は、マジ冬場は要注意です。
 
 



関連ページ: バッテリーテスター
 
 


カテゴリー 【 一般
[No.1476] (2023/11/20(月)01:19:28)






管理人室